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アンネナプキンのネーミング

アンネの由来となぜ生理の日をアンネの日と言うのかについて

なぜアンネと言うのか

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―アンネという名称の由来、どうして生理をアンネと呼ぶのか

なぜアンネと言うのか


アンネナプキンの社名・製品名は、アンネ・フランク『アンネの日記』に由来しています。

アンネのしおり 表紙画像
「アンネジュニアセットしおり」表紙

社名と商品名の「アンネ」というネーミングは坂井社長が提案しました。
ところが、販売促進活動の腕を買われてアンネ社の創業に携わることになった
渡紀彦宣伝担当課長は、その提案をすぐには受け入れませんでした。
音の響きがおとなしくてインパクトがないため名称に使うには不安があると言うのです。
その不安を払拭するために坂井社長が渡課長に読むことを勧めたのが『アンネの日記』です。

14歳のアンネ・フランクは日記に自らの生理の経験を以下のように記しています。


「わたしに起こっている変化
-身体だけでなく、心の中に起こっている変化- はすてきだと思います。
しかしわたしはだれとも、自分のことや、そういうことを話し合いません。
ですから、自分自身に話さなければなりません。

月のものがあるたびに、-まだ3回しかありませんが-
苦痛で、不快で、うっとうしいにもかかわらず、甘い秘密を持っている
ような気持ちがします。ある意味でうるさいことではあっても、
心の中で、この秘密を味わう時の来るのを
いつも待ちこがれるのはそのためです。1944年1月5日(水)」


『アンネの日記』アンネ・フランク 皆藤幸蔵訳 1977 文春文庫 より引用


名称に不安を感じていた宣伝担当課長もこの本を読み、アンネの清純なイメージと
映画化による知名度もあったため社名・製品名を「アンネ」とすることに決まりました。
製品発売前に大手化粧品会社から生理用品にはもったいない社名だから譲ってほしい
という申し出があり、その時にアンネ側は事業の成功を確信したそうです。

生理の日はアンネの日


アンネ社には発売直後から感謝の手紙がたくさん届いていました。
その中に生理のことをアンネと呼んでいるという手紙が複数あり、
次の宣伝用キャッチフレーズを検討していた会社はこれを活用しました。

アンネの日ときめました! 新しいキャッチコピー
1962年女性自身5月21日号

発売から半年ほどのその頃、アンネ社は「40年間お待たせしました!」という宣伝文に対して、
厚生省からクレームを受け宣伝文の変更しなくてはならない状況にありました。
40年もの間アンネ社が研究していたような印象を与え誤解を招くというのがその理由です。

そのような時期にユーザーから届いたアンネを生理の言い換え言葉にしているという声は、
「アンネの日と決めました!」のキャッチフレーズとして早速広告に活かされました。
生理の日をアンネの日と呼ぼうと宣伝する前からユーザーたちの間ではそう呼ばれていたのです。



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最終更新日:2015年11月25日

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